道具

旅のデジタルガジェット|iPhone SE(第2世代)

2020年7月10日

 街でも山でも、デジタルガジェットが旅人の必需品になって久しい。ここ10年の間に瞬く間に普及したスマートフォンは、その最たるものだろう。それ以前の旅では、カメラ、地図、コンパス、時計、ライトなど、それぞれ個別に用意するのが当たり前だった。それが現代ではキャッシュレッシュ決済の広まりもあり、財布の役割すらスマートフォンが担いつつある。

 以前、かばんの中身|いつも持ち歩いている愛用の道具の中で、私にとってスマートフォンの重要度は低いと述べた。今もこのことに変わりはない。だが、スマートフォンを情報発信のための”旅機材”と考えたときに、素晴らしい道具になり得るのだ。

 旅の魅力を発信し、今こうして読んでくれている読者の皆さまに知ってもらい、楽しんでもらい、行動してもらうことは、私のライフワークであり仕事でもある。普段は MacBook がその役割を果たしてくれるが、装備を極力コンパクトにまとめるべき旅先では、スマートフォンのサイズがいい。そう考えて手に入れたiPhone SE(第2世代)には、次の仕事を担ってもらう。

  • GR Ⅲのサブカメラ
  • 写真と動画の編集
  • テキストエディタ
  • 写真や文章のアップロード手段

 すでに知られているように、iPhone のカメラは普及価格帯のデジタルカメラを駆逐した。さすがにプロ仕様カメラには——もちろん GR Ⅲ にも——及ばないものの、記録写真や映像を残すための十分な性能を持ち合わせている。撮影した写真や動画を iPhone だけで編集できるのも利点のひとつだ。メモアプリでは文章を書き、インターネット環境さえあれば写真と文章をアップロードしたり、クライアントに納品したりすることだってできてしまう。

iPhone ROOT CO.

 旅で使うにあたっての懸念は堅牢性である。スマートフォンを落下させて、液晶画面を割ったことのある人は少なくないだろう。そこで、少しでも耐久力を上げるべく、MIL規格(アメリカ軍が必要とする多種多様の物資調達に使われる規格の総称)に対応したケースを用意した。ROOT CO.(ルート株式会社)の『Shock Resist Case +Hold』が、野外でスマートフォンを使う不安を少しでも和らげてくれるだろう。特徴的なカラビナループに、パラシュートコードを備え付けた。これで気分はすっかり山旅である。

iPhone ROOT CO.

 これまで愛用してきたユニハーツ ・アトムは、酷使したせいか少し調子が悪い。まだ現役で使えるが、スマートフォンは緊急事の連絡手段という側面もあるため、しばらくは2台体制で山に出かける。私がエマージェンシーキットに火を起こすための道具を4つも用意しているように、プロカメラマンがサブカメラを用意するように、旅のスマートフォンも2台体制というわけだ。バッテリーのことも考えると都合がいい。

 さて、直近の山行計画では、大阪府の『ダイヤモンドトレイル・テント泊縦走』が控えている。GR Ⅲ や iPhone で撮影した写真や動画を編集し、ノートにメモした旅の記録を、テントの中でエディタに打ち込んでアップロードする。こやって、新調した iPhone が大活躍する様子を妄想するのも、旅の楽しみのひとつだと私は思うのだ。

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  • この記事を書いた人

Takashi

元靴メーカー勤務の職人、現在はWEBライターとしてアウトドア系メディアで執筆しています。靴業界での10年以上の経験、趣味のアウトドア経験を活かして書きます。大阪府山岳連盟「青雲会」所属・読図ナヴィゲーションスキル検定「シルバーレベル」・2018年「狩猟免許」取得・ランサーズ「認定ランサー」・フルマラソンベスト3時間29分。

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