摂津峡

写真とカメラ 旅レポ

雨の森・摂津峡をカメラ片手に散策する

2020年6月19日

 しっとりと潤った森に、しとしとと降る雨の音が日頃の雑事を忘れさせる。

 水かさを増した迫力のある滝の姿や、雨に輝く緑が眩しい。雨の森は静かなイメージがあるが、意外にも躍動感にあふれている。

 雨に恵まれ、暑すぎず寒くもない梅雨の頃は、撮影にも散策にも適した季節だ。

 大阪では、ハイキング道が整備され、家族連れでも楽しめる『摂津峡』を雨の散策にもおすすめしたい。

 今回はカメラ片手に『摂津峡・中腹自然林コース』を歩いてみた。

摂津峡とは

 大阪府高槻市を貫く芥川(あくたがわ)では、三好(みよし)山の山麓を流れる約2kmの間、豊かな自然と渓谷美を楽しめるとあり『摂津峡』と呼ばれ親しまれている。

 隣接する『摂津峡公園』は、42.65haある公園の敷地がすべて山林地帯であり、春は桜、夏はホタル、秋は紅葉と、四季を通じて楽しめるハイキングコースがある。

 今回は摂津峡公式マップにある『中腹自然林コース』をカメラ片手に歩いてみた。

 摂津峡や、雨の撮影についてはこちらの記事を参考に。

摂津峡の中腹自然林コース

 上の口バス停を下車し、摂津峡に向かう。

 ついさっきまで都市を走っていたのに、一歩里山に足を踏み入れると、そこには田舎育ちの私には懐かしい景色が広がっている。高槻市はいいところですね。

摂津峡

 芥川マス釣り場からしばらく歩くと摂津峡の入り口だ。今回は摂津峡の景勝地『白滝』から里山の中腹を歩いていく。

 芥川沿いを歩く渓谷コースもおすすめだが、中腹コースは少々標高を稼ぎ、展望台からの風景も楽しめる。

摂津峡
摂津峡
摂津峡

 夫婦岩の先の分岐を北に進むと、5分ほどで白滝に到着した。落差15mの小さな滝だが、雨で勢いを増した滝は迫力と風情が同居していた。

摂津峡

 滝を撮影すべく、三脚を据えて長いシャッタースピードで滝を糸のように写してみた。

摂津峡

 ISO感度は50相当。もともと光量の少ない森と雨の条件下では、シャッタースピードを容易に稼げる。意図した通りに撮影できて満足。

 滝の撮影後、ここから中腹自然林コースへと向い、尾根をゆっくりと登っていく。

摂津峡

 ハイカーは私1人しかいない。こんな天気にまさか人が来るとは、サワガニも予想しなかったことだろう。水たまりで水浴びをしていたが、私の姿を捉えると急ぎ足で穴に隠れてしまった。

摂津峡

 尾根を登り切り、摂津峡青少年キャンプ場への分岐を南に進むと展望デッキがある。

 たかだか標高200m足らずの展望台だが、南には高槻の市街地が、正面には三好山をはじめ、北摂の山々の稜線が折り重なるように望める。

 雨が降り、霧が立ち込める幻想的な風景は、大阪市内から1時間でアクセスできる場所とは思えなかった。

摂津峡
摂津峡
摂津峡

 展望デッキを通過し、くぬぎ谷、もみじ谷方面へと進む。ハイキング道の脇には数百メートルおきにベンチやテーブルが設けられており、弁当を持参してピクニックも楽しいかもしれない。もみじ谷はその名のとおり、秋には紅葉で人々を楽しませてくれる。

摂津峡
摂津峡
摂津峡
摂津峡

 わずか3.8kmの短いコースだが、見所が多く老若男女が楽しめる。アクセスも良い。私のホームコースとして、摂津峡に通ってみようか。

 雨の日も晴れの日も、摂津峡は四季を通して魅力あふれるところである。

摂津峡の立ち寄りスポット

関西では数少ないアルカリ性重曹水。その濃度は温泉規格の2.5倍もあり、大阪府で唯一、療養温泉に合格する。

  • 住所:高槻市塚脇4-20-3
  • TEL:072-689-6700
  • 営業時間:10:00〜24:00
  • 入浴料:大人900円~

※この記事の情報は2020年6月執筆時のものです。

摂津峡へのアクセス

JR高槻駅北口バス停。
  • 行き:JR高槻駅北口 市営バスのりば〜約20分〜上の口
  • 帰り:市営バス塚脇〜約20分〜JR高槻駅北口

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  • この記事を書いた人

Takashi

元靴メーカー勤務の職人、現在はWEBライターとしてアウトドア系メディアで執筆しています。靴業界での10年以上の経験、趣味のアウトドア経験を活かして書きます。大阪府山岳連盟「青雲会」所属・読図ナヴィゲーションスキル検定「シルバーレベル」・2018年「狩猟免許」取得・ランサーズ「認定ランサー」・フルマラソンベスト3時間29分。

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