【トレランレース】六甲縦走キャノンボールランを7時間で完走するための装備はこれだ!

トレイルランニング 装備

 神戸市の六甲山全山縦走大会と並び、六甲山の風物詩と言っても過言ではないだろう。今年も六甲縦走キャノンボールランの季節がやってきた。

 思えば5年前、走り始めた頃に六甲縦走キャノンボールランの存在を知った時には「全山縦走路を走り通すなんて、鉄人の集団がいるんだなぁ……」と憧れを抱いたものである。

 練習を重ね、片道ならなんとか走れるようになり2年前から参加してる。レースまであと1週間を切り、今回の装備がかたまってきた。

 ここでは、六甲縦走キャノンボールランを楽しむための、僕なりの装備を紹介したい。

目次

六甲縦走キャノンボールランとは

六甲縦走キャノンボールランの装備

六甲縦走キャノンボールランとは

2018年10月に開催された六甲縦走キャノンボールラン。名勝”馬の背”をわたるランナーたち。

 兵庫県神戸市に位置する六甲山で開催される、六甲縦走キャノンボールラン。

 六甲山とは、須磨から宝塚まで続く山域の総称のことで、日本登山の黎明期に加藤文太郎らがトレーニングに励んだ山である。須磨から宝塚まで続く全山縦走路、公称56kmの道のりを、いち早く駆け抜けた者が勝者となる。

 神戸市の整体院”けんこう堂”が主催し、地元の有志で開催される、関西屈指の草レースなのだ。

 代表的な部門はSPEED(片道56km)・NIGHT SPEED(片道56km)・POWER(往復112km)であり、毎年春と秋に開催されている。

 公式レースではないため、私設エイドが中心でどこに出店されるかわからない。コース案内やマーカーも一切ない。コースも正確に定められている訳ではなく、指定されたピークを踏めばどのコースを走ってもいい。

 通常、健脚のハイカーが歩いて縦走するには約10〜12時間はかかる。しかし、六甲縦走キャノンボールランの覇者は4時間30分程度で走る。

 とても信じられないようなタイムで、覇者が初参加の時にはゴールの用意ができていなかったという逸話が残っているほどだ。

 エイドではもれなくお酒が用意され、他のレースではお目にかかれないような面白エイドが多数出店される。タイムを目指すもよし、エイドを楽しむのもよし、お祭りのような大会である。六甲山全山縦走路についてはこちらを参考に。

ルール

  • エンジン以外何でもあり。人力、MTB、馬、ミニチュアポニー・ウィングスーツ、グライダー、スケボーなどなど、とにかく六甲縦走路を一番早くゴールした者が勝者です。
  • 死なない。
  • 酒に飲まれない。
  • 自己責任のうえ参加し、事前にリスクを回避する能力があること。怪我や事故等が発生しても自ら対処してください。
  • 道に迷いそうな人は必ず地図を持参する事。
  • あまり文句を言わない。
引用: Mt.Rokko Cannonballrun エントリーサイト

 六甲縦走キャノンボールランは、エンジン以外何を使ってもよい。さすがに馬は見たことはないが、ロードバイクやMTBを担いで縦走する人は数名見たことがある。

 死なない、文句を言わないなど「あくまで自己責任で楽しんでね」というのがルールの趣旨だ。

六甲縦走キャノンボールランの装備

 春の大会は、宝塚をスタートし須磨浦公園でゴールする。エントリーしたのはSPEED(片道56km)の部で、約7時間でのゴールを狙っている。

 必携装備の指定はない。

 僕の場合は、コースをもれなく把握しており明るい内にゴールできるので、紙地図とヘッドランプは必要ない。六甲山域には数百回以上の山行経験があるので、エスケープルートも頭に入っている。しかし、コースがあやふやな人は必ず地図とヘッドランプを用意しよう。

 それを踏まえて、以下の装備を用意したので参考になれば幸いだ。

シューズ 【MERRELL】ALL OUT CRUSH 2 GORE-TEX(メレル オール アウト クラッシュ 2 ゴアテックス)

 メレルのシューズはナチュラルランニング思考のランナーにおすすめできるシューズだ。前足部から中足部にかけての自然な着地ができ、インソールやアーチサポートはついていない。グリップの良いソールは悪天候で威力を発揮し、市街地のアスファルトの上も違和感なく走れる。詳しくは「裸足系ランナーがトレランシューズにMERRELL(メレル)を選ぶ理由」を参考に。

レインウエア【mont-bell】モンベル ストームクルーザージャケット

モンベル ストームクルーザージャケット

 六甲縦走キャノンボールランは天候に恵まれることが多く、大雨や荒天での開催も多い大会だ。

 特に、3月末は移動性高気圧の影響もあり、天候が周期的に変わりやすい。そのため、気温変化も大きくなるので防寒対策や雨・雪対策が必須である。

 六甲山最高峰の標高はたかだか931mだが、4月でも降雪が見られることがあり決して侮れない。

 ストームクルーザージャケットはモンベルのレインウエアの主軸商品であり、ゴアテックスファブリクス3レイヤーを採用した完全防水のレインウエアである。

 耐水圧は50,000mm以上、透湿性は35,000g/m²・24hrsを誇り、世界最高レベルの性能を備えている。

 実際に、大雨の屋久島や荒天のレースで何度も使用しており、発汗量の多いトレイルランニングにも対応できることは実証済みだ。

 雨天時だけではなく、防寒着としても活用できる全天候型ウエアで、使わない時はコンパクトに収納できる。通年使える頼りになる存在である。

パンツ 【Patagonia】パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ

パタゴニア ストラーダー・プロ・ショーツ

 トレイルランナーに愛用者が多く、定番品と言ってもいいだろう。腰回りに複数のポケットを配置し、財布やキーホルダー、ウインドジャケットやジェルなどをストレスなく収納できる。

パタゴニア ストライダー・プロ・ショーツ
見た目以上の収納力があり、飛び出し防止のフラップがついている。

 見た目以上の収納力を持ち、短時間のトレイルランニングではザックがいらないほどだ。

 インナーパンツが付いており、速乾性に優れ肌離れがいい。かれこれ3年ほど使っているが、まだまだ現役で使えそうだ。

Tシャツ 六甲縦走キャノンボールランオリジナルT

六甲縦走キャノンボールT

 六甲縦走キャノンボールランのオリジナルTシャツである。速乾素材のタンクトップで、着心地も良く快適なランニングを約束してくれる。

 デザインを変えながら毎年発売され、ドクロマークは六甲縦走キャノンボールランのシンボルである。個人的には、六甲縦走キャノンボールランにはオリジナルTシャツで参加した方が気分が上がるのだ。

補給 【H+Bライフサイエンス】アスリート専用粉飴ジェル

アスリート専用粉飴ジェル

 カロリー摂取に特化したジェルで、マグネシウムやビタミン等は配合されていない。

 僕はジェルにこだわりはないので、これで十分だ。その分抜群のコストパフォーマンスを誇り、1本/100Kcalあたり89円とお財布に優しい。

アスリート専用粉飴ジェル
角はハサミで落としておこう。

 ただし、コストカットのためか袋の角が処理されていない。角は意外に鋭く、ウエアやザック、口内を切る可能性がある。事前にハサミで角を丸めておこう。

 45分おきに100Kcal づつ摂取する計算で、7時間で10本あれば足りるが、予備の2本と合わせて1200Kcal用意した。

 エイドではおにぎりや唐揚げなどの固形物をいただけるのでーー多分、掬星台と大龍寺に出店されるだろうーーエネルギー補給はこれで十分だろう。

 飲み物については、エイドを利用するか、点在する自販機を利用できるので少量の用意で心配なし。

created by Rinker
H+Bライフサイエンス
¥1,922 (2021/10/06 12:19:01時点 Amazon調べ-詳細)

その他 小物

ファーストエイドキット
経験に応じて、自分なりのキットを組む必要がある。

 必要最低限のファーストエイドキットを用意した。ガーゼと絆創膏、伸縮テーピングテープを1m。サバイバルシートはいつもザックに忍ばせている。ファーストエイドキットの中身は「ファーストエイドキットの中身|これだけは加えておきたい装備のご紹介」を参考に。

ユニハーツ Atom
登山地図アプリ”ジオグラフィカ”に、六甲全山縦走路を読み込んだ。

 スマートフォンには、登山地図アプリ”ジオグラフィカ”をインストールし、六甲全山縦走路のデータを読み込んだ。全てのコースを把握しているとはいえ、市街地での走行が少し心配なのだ。

 疲れがたまってきた後半に入り組んだ市街地を走行することになるが、道を間違える可能性がある。念の為に、市街地ではジオグラフィカを確認しながら走りたい。

ザック 【THE NORTHE FACE】TR10(ノースフェイス TR10)

【THE NORTHE FACE】TR10

 以上の装備を収納するのが【THE NORTHE FACE】TR10 である。10リットルのザックで、大容量の胸ポケットや背面のメッシュポケットが抜群に使いやすい。激しい降りでもザックが揺れることはなく、デザインも気に入っている。

 もし、荷物預かりがあれば3〜6リットルのザックで十分なのだが、六甲縦走キャノンボールランでは荷物預かりがない。

 レース装備プラス、レース前後の着替えやタオル、防寒着を背負う必要がある。そうなると10リットルが最適で、これより大きくても小さくてもいけない。


 さて、目標は7時間を1秒でも切ることだが自信はない。これまでに数百回以上、六甲山域に登り、走ってきた自分の足を信じるしかないだろう 今からレースが楽しみで仕方がない。とにかく全力で楽しもうと思う。

created by Rinker
H+Bライフサイエンス
¥1,922 (2021/10/06 12:19:01時点 Amazon調べ-詳細)
投稿日:
カテゴリー: 道具