【リボベジ】野菜くずから野菜を再生する方法

リボベジ 豆苗

 室内に緑があると心が安らぐ。

 四季折々の花もいいけれど、僕たち夫婦は花より団子だ——どうせなら食べられる野菜を育てようじゃないか。

 そこで注目したのが室内で手軽に野菜を育てられる「リボベジ」だ。用意するのはコップと、調理後の野菜の切れ端だけ。今日からさっそく始めてみよう。

目次

リボベジとは

 リボベジとは、再生野菜を意味するReborn vegetable(リボーン・ベジタブル)の略のこと。卵や豆腐の空きパック、コップなどに水を入れ、豆苗(とうみょう)や小ネギを育てるのが一般的である。コロナ禍により家で過ごす時間が増え、今、注目を集めているという。

リボベジ野菜の代表「豆苗」の育て方

リボベジ 豆苗

 豆苗はリボベジの代表的野菜だ。リボベジを始めるなら、まず豆苗から挑戦してみよう。

 豆苗は調理後の残りの根と豆を育てることで再収穫できる。根を水に浸しておくだけで新しい芽が育ち、7日〜10日で再び収穫できるのだ。

 安価で栄養価が高く、生で食べても炒めて食べても美味しい、使い勝手のいい緑黄色野菜である。

1.切る位置に注目。脇芽を残してカットしよう

 豆苗をうまく再生するには、切る位置に気をつけたい。

 豆苗の豆の近くを観察すると、茎に小さな芽が2つあることが分かるだろう。これを脇芽という。

 豆苗は脇芽が成長することで再生する。だから切り取るときは、脇芽を残すように気をつけよう。うまくいけば脇芽が育ち、2回収穫できるだろう。

2.日当たりのいい室内の窓辺で育てる。水は毎日交換する

 切る位置以外にも豆苗をうまく再生するコツがある。

 豆苗を育てる場所は、明るい室内の窓の近く、日がよく当たる場所がいい。

 ただし夏場の直射日光は避けること、暑すぎても寒すぎても豆苗はうまく育たない。

 それと夏場は1日2回、それ以外の季節は1日1回、毎日水を交換しよう。新鮮な水で清潔な状態を保つのが、おいしい豆苗を育てるコツだ。

 豆が水に浸かると腐ってしまうこともあるから、水を入れるのは根だけが浸かる水位まで。

リボベジ 豆苗
一度切り取った豆苗も、水に浸して育てると……
リボベジ 豆苗
10日でここまで再生してくれた。

小ネギとキャベツのリボベジにも挑戦中

リボベジ ネギ

 我が家では豆苗とあわせて小ネギとキャベツのリボベジにも挑戦している。

 本当に育つのだろうか……。

 半信半疑でネギとキャベツの芯を水に浸し、様子をみてみた。

リボベジ ネギ

 するとわずか10日間でここまで成長してくれたのだ。キャベツの芯からも新しい芽が出ている。

リボベジ キャベツ

小ネギを鉢に植え替え

 そこで小ネギをさらに育てるべく、鉢に植え替えてみた。用意するのは以下のものだ。

  • 鉢底石
  • 家庭菜園用の土
  • スコップ

 まず水はけをよくするために鉢の底に石を敷く。専用の鉢底石も販売されているが、僕は河原で適当な石を拾ってきた。

 その上に、家庭菜園用の土を入れるのだが、我が家ではコンポストでできた自家製有機肥料たっぷりの土を入れる。スコップでネギを移植して完成だ。

リボベジ ネギ

 土に植え替え、収穫時に根本を残して切り、うまく育てれば20回ほど繰り返して収穫できるという。

 キャベツも土に植え替えると育つのだろうか。しばらく様子をみて実験してみよう。

 野菜はスーパーで買うもの——この常識をちょっと見直してみよう。

 生ごみとして捨ててきた野菜の切れ端に、ほんのわずかな手間をかけるだけで、再び元気に野菜が再生し、僕たちのお腹を満たしてくれる。自給自足にはほど遠いが、食卓を彩るちょっとした野菜なら、自宅でも育てることができるのだ。

 その野菜くず、もったいない。捨てる前に一度考えてみてはどうだろう。

 このちょっとした気づきが、消費中心のライフスタイルを見直すきっかけになるかもしれない。

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