トラベラーズノート 文具

トラベラーズノートには経年変化を楽しめるブラスタグがよく似合う

2019年10月21日

 トラベラーズノートの魅力のひとつは、経年変化による”味”を楽しめることだろう。
 
 日を増すごとに、汗や脂、コーヒーや雨水が分厚い革カバーに染みこんでいく。食事中のテーブルに無造作に放り出し、モノをたくさん詰め込んだバックパックに適当にしまうから、気づいた時には傷だらけである。

 そのたびに手入れをし、使い込んでいくその過程の中で、新品のころのよそよそしさが消えていく。そうしてできあがったトラベラーズノートは、世界で一冊のオリジナルノートだ。

 トラベラーズノートは、ラフな風合いの革カバーをまとった無骨なノートである。世界のトラベラーズノートユーザーには、その無骨なノートをおしゃれに彩り、作品と呼んでいいほどに昇華させる人がいる。

 美しく、個性的に装飾されたノートを目にするたびに、私もこのように使いこなせたらなと羨ましく思うが、とても真似できそうにないと溜息をつく。

 だが、すっかり手になじんだトラベラーズノートを開くだびに、少しぐらい飾ってみようかと思えてきた。センスのない私でもできるカスタマイズといえば、チャームだ。

 トラベラーズノートにチャームを取り付ける。チャームはトラベラーズカンパニー純正品でもいいし、市販のチャームでもよい。

「どうせなら、チャームも経験変化を味わえるものがいい」と考え、選んだチャームは、トラベラーズカンパニー純正の『ブラスタグ』だ。

 さっそくWEBで注文し、届いチャームを取り付けて一言こう思う。

「失敗した」

 真新しいブラスタグは、履き下ろしたばかりのスニーカーのような照れくささが滲み出ている。よくなじんだ革カバーには、あまりにも不釣り合いであった。

「――使えばなじんでくれるだろうか」

トラベラーズノート

 一抹の不安をかかえながら、自宅で、出先で、トラベラーズノートを今までどおりラフに扱った。汗や脂で汚れ、次第に傷ついたチャームはほどよく酸化し、鈍い輝きを放ちながらノートと一体化した。

 風合いを増した革カバーに、くすんだ真鍮製のタグはよく似合う。新品のブラスチャームに抱いた不安は取り越し苦労であった。

トラベラーズファクトリーのブラスタグ

トラベラーズノート チャーム

 純正ブラスタグは2種類ある。

TFブラスタグ JAPAN TRIP柄

 日本の象徴、富士山をモチーフにしたタグだ。私はこちらを選んだ。東京の職人が丁寧に刻印しており、品質は確かである。

TFチャーム 北斗星

 27年間、上野と札幌を結んでいた寝台特急列車をモチーフにしたタグだ。旅するように毎日を過ごすという、トラベラーズノートのコンセプトやイメージにぴったりのタグと言えるだろう。

 いずれも、トラベラーズノートのゴムバンドにタグを通して結ぶだけ。手軽にオリジナリティーがだせるので、ぜひ試してみよう。

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Takashi

元靴メーカー勤務の職人、現在はWEBライターとしてアウトドア系メディアで執筆しています。靴業界での10年以上の経験、趣味のアウトドア経験を活かして書きます。大阪府山岳連盟「青雲会」所属・読図ナヴィゲーションスキル検定「シルバーレベル」・2018年「狩猟免許」取得・ランサーズ「認定ランサー」・フルマラソンベスト3時間29分。

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