コンポスト」カテゴリーアーカイブ

二十日大根、収穫を迎える|生ごみが資源に変わる日.5

 2021年1月にスタートした我が家の「生ごみ堆肥化プロジェクト」も、堆肥と土ができ、種が芽吹き、ついに収穫のときを迎えた。それまでゴミでしかなかった食品くずが、コンポストにより「EM生ごみ堆肥」に生まれ変わり、わずかながらの野菜を育てたのだ。持続可能な小さな循環の輪が、我が家で生まれた瞬間である。

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完成!コンポスト堆肥による土作り|生ごみが資源に変わる日.4

 我が家ではコンポストによる「生ごみ堆肥化プロジェクト」を進めている。2021年1月にコンポストを導入し、その間、キッチンで生まれては捨てられていた野菜くずや魚のアラをコンポストで発酵させ、約4ヶ月の期間を経てついに土へと返ったのだ。いくつか失敗を重ね暗雲が頭上にのしかかったこともあったが、ようやく種まきまでこぎ着けたのである。

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コンポストで家庭菜園の土づくり|生ごみが資源に変わる日.3

 コンポストの運用開始から早3ヶ月が経過した。

 コンポストは満たんになり、一次発酵を終え、いよいよ土の中で二次発酵に入る。

 あと少しで良質な土ができあがる。種まきの日は近い。生ごみから自給した野菜が食卓に並ぶ日も、そう遠くはないのである。むふふ。

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キッチン・コンポスト、EMバケツの臭い対策|生ごみが資源に変わる日.2

 生ごみを堆肥化し、ささやかな家庭菜園の有機肥料に活かすべく、我が家ではコンポストを運用している。我が家のコンポストはキッチン・コンポスト、いわゆる「EMバケツ」タイプだ。密閉でき、蓋をしているかぎり臭いが外に漏れず、室内に設置できるからマンション住まいの僕たちに最適なコンポストである。

 しかし、そのときは唐突に訪れた。

 コンポスト運用開始から1週間目のこと。蓋を開けると、独特の酸っぱい臭気が鼻をついた。

「むむむっ、臭うぞ」
「ええっ、なんか臭いんですけど」と嫁。

 どうやら発酵がうまく進んでいないらしい。これは何とかしなければ。

 ※「キッチン・コンポスト、EMバケツの使い方|生ごみが資源に変わる日.1」はこちら。

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キッチン・コンポスト、EMバケツの使い方|生ごみが資源に変わる日.1

「たかし、味噌汁の野菜とってきてくれんかぁ」

 祖母にそう言われた小学生の僕は、はさみとザルを手に庭の畑に向かい、ナスやネギの収穫に走った。とれたての野菜は調理され、夕飯の食卓に並ぶ。これは当時の我が家にとって特別なことではなかったが、今思えば、なんと贅沢なことだろう。

 実家の庭には祖母の畑がある。土地の安い田舎暮らしならではだ。そこではナス、トマト、きゅうり、ネギなどが育成されており、その野菜が食卓を彩った。

 調理で出た生ごみは、水気を切ってザルに集める。そのザルを持って再び畑へと向かう。畑の脇にある、大型コンポストに投入するためだ。コンポストで熟成した堆肥でまた野菜が育ち、とれたての野菜を味わえた。

 そんな環境で育ったから、コンポストでの生ごみ処理は、庭や畑がないと無理だと思っていた。それが、マンションのベランダや室内でもコンポストを設置できるというではないか!

 知らなかった——これは僕にとって青天の霹靂だった。知ったからには、やるしかないでしょ。

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